売掛金の計上について
学習塾の決算を行っています。
売掛金の期末残高を計算しているのですが、
期末後に生徒がプランを変更したので代金を一部返金しました。
(変更前が30万円で変更後が10万円なので差引20万円を生徒に返金しました。)
この学費は期末後の売上に計上するもの(5月決算で6月売上分なので)なので
毎年期末時点では売掛金に計上しています。
この場合、申告月である7月末までプランの変更が判明した段階で毎回
売掛金に反映する必要があるのでしょうか。
それともどこかで区切りをつけて、それ以降に判明した場合は翌期の
売上のマイナスとして計上してもよいのでしょうか。
税理士の回答
文面から分かる範囲内でお答えいたします。
この学費は期末後の売上に計上するもの(5月決算で6月売上分なので)なので
毎年期末時点では売掛金に計上しています。
この学費は決算後の売上にかかるものですので売掛金ではなく前受収益に計上するものかと思われます。この例の仕訳としては
学費を受け取る 現金預金 300,000 / 前受収益 300,000
コース変更による返金 前受収益 200,000 / 現金預金 200,000
授業の提供(売上の計上) 前受収益 100,000 / 売上高 100,000
となるはずです。
ですので、本来は
この差し引き分はこの度の決算までの前受収益(当初売掛金としたもの)に反映させず、新しい年度の前受収益に反映させるべきものです。
ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年06月26日 09時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。