仕入・売上の計上時期について
卸売業で6月決算の法人です。メーカーに6月29日に注文し、同日に出荷され、6月30日に当社に入荷しました。この商品を7月1日付でお客様に売りました。メーカーからの請求書が届きましたが、当該商品の納品日付けは7月1日付で7月請求書に記載されておりました。この場合はあくまでも当社の仕入台帳には6月30日付仕入で計上し決算在庫計上するのでしょうか?それとも、メーカーからの請求書の日付に合わせて7月付けで仕入と売上の処理を行うのでしょうか?
税理士の回答

6月の仕入計上と棚卸計上でよいと思います。

貴社の会計方針は検収時に仕入計上されるのですね。であれば、その日で。ただ、他にも7月請求日付のもので6月末計上のものが無いか確認されることになりましょうか。
法人税法上は、棚卸資産になるので損得なし。
ただ、消費税上は期がずれることになりますね。経理処理方法にもよりますが。
その場合、対外的な請求書日付と相違し、前倒し処理されているのではないか、と聞かれた時に説明できるようにしておかれると宜しいのかと存じます。
あるいは、先方に、納品日を実際の日付に直してもらう。というのも現実的にでは無いでしょうから。
売上、仕入の計上方法は、出荷基準、納品基準、検収基準があります。
いづれかを採用されたら良いと考えます。継続適用が原則です。
本投稿は、2018年08月01日 14時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。