貸借対照表の事業主貸について
会計ソフトfreeeを使用して帳簿をつけています、今年から青色申告者で初めて貸借対照表を作成しています。プレビューで貸借対照表の、資産の部を確認すると登録しているゆうちょ銀行(その他の預金)は正しく残高が表示されています。しかし、事業主貸もほぼ同じ(若干その他の預金より多いです)で、合計の欄が通帳残高の倍以上になります。これは正常なのでしょうか?
負債・資本の部の合計とは一致していますが、貸借対照表について調べても今一分からなかったので、質問させていただきました。
税理士の回答

中西博明
「事業主貸」という勘定科目は、事業用資金から生活費などの経費にならない支出をした場合に使います。
この科目が正常かどうかは内訳を見ないと判断できません。
ご自分でfreeeを立ち上げて「レポート」⇒「総勘定元帳」⇒「事業主貸」をクリックして、変なものが含まれていないか確認してみてください。
変な内容が含まれて
事業主貸には、生活費やクレジットカードの引き落とし時に使用しています。何故か売上高も含まれているのですが、これは合っているのでしょうか。

中西博明
事業主貸○○○円/売上○○○円という仕訳は、売上金をそのままプライベート資金に使ったことになります。
その事実があれば間違いではないと思います。
売上が振り込まれる決済サービスをプライベートに使用する事が多い為、同期させずにそのサービスをプライベート資金扱いで帳簿付けしています。売上金のほとんどはゆうちょ銀行へ移動させるので、プライベート資金に使ったという表現に該当するのかどうかが不明です。移動時には事業主借で、借方ゆうちょ/貸方事業主借で別に登録しています。

中西博明
どの会計ソフトやシステムでも同じだと思いますが、同期や連携にかかわらずクレジットカードや決済サービスはプライベートには使わず事業用とした方が分かりやすいですよ。
普通預金○○○円/事業主借○○○円
という仕訳は、プライベート資金を事業用口座に入金した場合です。
仰ってることが次に仕訳を省略したものなら間違いではないと思いますが、
普通預金○○○円/売上○○○円
事業主貸○○○円/普通預金○○○円
この税務相談では難しいので、申告までに現物で確認してもらった方が良さそうですね。
本投稿は、2019年11月13日 12時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。