ローンでPCを購入した際の少額減価償却資産の特例と処理について
始めて青色申告をするフリーランスです。
2019年に24万円のパソコンをローンで購入しました。
少額減価償却資産の特例でこのうちの8割(2割は私用です)をまとめて経費にしたいです。
借方…消耗品費:192,000 事業主貸:48,000
貸方…未払金:240,000
となると教えていただいたのですが、ローンが口座から引き落とされた時の処理の仕方がわかりません。
借方…未払金:分割額
貸方…普通預金?:分割額
でいいのでしょうか?
按分したこと、年をまたいで2020年も支払いがあることと、事業用私用共用の口座を使っていることでどうするのが正解かわからなくなりました。
また、年末に決算整理で
借方…減価償却費192,000、事業主貸48,000
貸方…消耗品費240,000
とすることも間違っていないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.ローンが口座から引き落とされた時の仕訳は以下になります。
(未払金)xxxx (普通預金)xxxx
この処理は、2020年においても同じになります。分割返済が終われば、未払金の残高は0になります。
2.年末における決算仕訳は、特に必要ないと思います。すでに消耗品費で落としています。
お忙しい中ご回答ありがとうございます。
1の件、ローンの仕訳を教えてくださってありがとうございます。
そのように仕訳させていただきます。
2の件、減価償却資産の特例を利用したいのですが、
その場合も期末の決算日に減価償却費を記入しなくても良いのですか?
このあたりが全く理解できていなくて、お手数おかけいたしますがお教えいただけると助かります。
「減価償却費の計算」欄には記入しています。

帳簿上は、とくに減価償却費は計上しなくて良いと思います。減価償却費は、固定資産に計上して耐用年数で償却した時に計上します。一時に損金で落とすときは消耗品勘定でよいと思います。なお、青色決算書の固定資産明細には記載して、特例により費用計上した旨を記載します。
ご回答ありがとうございます。
何度も質問してしまってすみません。
記入していた期末の減価償却費の計上を削除しました。
どういう時に減価償却費を計上するか、理解できてきた気がします!
青色決算書の固定資産明細とは、三枚目の「減価償却費の計算」のところでしょうか?
ここの摘要部分に借法28の2と記載する、ということであっていますか?

相談者様のご理解の通り、青色申告決算書の3ページの減価償却費の計算の摘要欄に措法28の2と記載します。
相談に乗ってくださり本当にありがとうございました!
ご丁寧に教えてくださったので、一番わからなかった部分が理解できてきました。
おかげさまで、無事初めての青色申告を乗り越えられそうです。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2020年02月06日 20時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。