会計freeeでのコミッションサイトでの売上の登録方法について
開業してから初めての確定申告(青色)です。
コミッションサイトでイラスト制作などをして収入を得ました。
質問内容は、「コミッションサイトの売上について、どのタイミングでどの金額をどう計上すべきか」です。
①10000円の依頼Aが完了する。
②コミッションサイトの利用手数料が引かれた額の8000円がコミッションサイト上に計上される。
③20000円の依頼Bが完了する。
④コミッションサイトの利用手数料が引かれた額の18000円がコミッションサイト上に計上される。
⑤出金申請をする。
⑥その時点で未出金の依頼A、Bの売上金(8000円+18000円=26000円)から出金手数料500円が引かれた金額(26000円ー500円=25500円)が銀行に入金される。
⑦口座を紐づけている会計freeeに25500円入金されたことが記録される。
この場合、確定申告の際(会計freeeなどに登録する際)どのように登録したら良いのでしょうか?
⑦の時点で入金された金額を「売上高」とするのはいけないのでしょうか?
また、年末に出金申請した分が1月に入金されました。
この場合はどうなるのでしょうか?
アドバイスいただけると嬉しいです。
税理士の回答

個人的には仕訳は以下のようにするのがよいかと思います。
①の時点
(借方)売掛金 10,000 (貸方)売上高 10,000
②の時点
(借方)支払手数料 2,000 (貸方)売掛金 2,000
③の時点
(借方)売掛金 20,000 (貸方)売上高 20,000
④の時点
(借方)支払手数料 2,000 (貸方)売掛金 2,000
⑥の時点
(借方)普通預金 25,500 (貸方)売掛金 26,000
支払手数料 500
ここで売掛金がゼロになるはずです。
⑦の時点で売上計上することはできません。①③の時点で依頼を完了しており、そこで収益は実現しているからです。
ご回答ありがとうございます。
コミッションサイトの売上履歴を確認したところ、
各依頼が完了した日付で 「売上金 〇〇円(手数料が引かれた後の金額)」
という記録になっていました。(上質問の②、④なのですが)
(「元の価格が幾らであったか、いくら手数料として引かれたのか」の記録がコミッションサイトには残っていないということです。)
(その売上金も誰からの依頼の金額なのか紐づけられていませんでした…)
このとき、コミッションサイトの「売上金 〇〇円」を「売上高」として計上するのには問題が発生するのでしょうか?
引かれている金額や元の価格を推測して計算し直し、「手数料を引かれていない額」を「売上高」として計上すべきなのでしょうか?

売上高はコミッションサイトの手数料が引かれる前の金額で計上しなければなりません。それが税務上の要請事項になります。
税務申告で必要な情報と言って、コミッションサイトに各依頼の金額およびコミッションサイトの手数料の金額の明細を出してもらうのが適当だと思います。
それでも出してくれない場合は、おっしゃるように、契約書などから、手数料を推定して、売上計上を行う必要があります。
ありがとうございます。
ココナラというコミッションサービスでは
「売上には、ココナラでの収入が含まれます(ココナラでの収入は、手数料等が差し引かれた後の金額をご利用いただけます)。」
と記載されていました。
これはサイト上の「売上金 〇〇円」を「売上高」として計上して良いと捉えられると思いますが手数料が引かれる前の金額を計上すべきなのでしょうか?
コミッションサイトを介した依頼受付は、「クライアントからの依頼をクリエイターが受ける」と見ると「手数料が引かれる前」を計上すべきと考えられますが、
実際のお金の流れとしては
①コミッションサイトに載っている商品をクライアントが購入する(お金はクライアント→コミッションサイト)
②コミッションサイトからクリエイターに作業に対する対価が渡される(コミッションサイト→クリエイター)
となるため、ココナラでは手数料が引かれた額がクリエイターの「売上」にできる
という考え方なのかなと思いました。
この認識で法律上問題になるものはありますか?
(度々のご質問で大変申し訳ございません。)

税務上は、手数料が差し引かれる前の金額で売上の計上をするのが適当だと思います。それが税務実務を行っている一人としての見解です。
上記の企業の見解は、私にはよくわかりません。国税庁に問い合わせるなどしていただいたほうが良いかと存じます。
本投稿は、2021年01月25日 19時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。