[計上]パソコンスクールの経費。 - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 計上
  4. パソコンスクールの経費。

計上

 投稿

パソコンスクールの経費。

医療系の個人事業主をしています。
自社のホームページの作成・メンテナンスに月々お金がかかるので
プログラミングスクールで学習し自分で作成・メンテナンスを行いたいと考えていますが、これは経費に使えるでしょうか。
長期的に考えると、かなりお得になるのですが...。

税理士の回答

ご回答します。

研修費が必要経費になるかどうかの判断は、事業を行うために業務上必要不可欠であるかどうか、が判断基準になります。

例えば、ご質問者は医療系の事業とのことなので、医療系のセミナーや書籍、勉強会の費用は問題なく必要経費になると考えられます。
これは、事業を行うにあたって、必要不可欠な情報であるからです。

過去の判例で、歯科医師が英会話スクールの授業料を必要経費として認められなかった裁決があります。
外国人の患者や長期にわたる海外の研修の頻度などを勘案され、必ず必要とはいえない、という実態判断をされています。

◆参考 国税不服審判所の判例
https://www.kfs.go.jp/service/JP/61/12/


では、ご質問のパソコンスクールの場合どうでしょうか。
ホームページの作成やメンテナンスのコストを考えると割安であり、経済合理性があるとも考えられますが、その必要性について、『必ず必要であるか』というところが判断基準です。
プログラミングの知識の習得が趣味の延長でないか、HPの作成の必要性とともにプログラミングの知識が必要なのかどうか、など、客観的に必要性を説明できるようであれば、必要経費に入れることができると思います。

税務署から問われたときに、上記のような必要性を説明できるように準備して、検討していただくと良いと思います。

ご参考にしてください。

本投稿は、2021年02月16日 18時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

計上に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

計上に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,252
直近30日 相談数
680
直近30日 税理士回答数
1,251