期末商品棚卸高の処理と売れ残り商品が売れたときの帳簿の付け方について
2点お聞きしたい事があります。
年末に海外から商品を仕入れたのですが、いくつかの商品が売れ残ってしまい、期末商品棚卸高として処理しました。
処理する際に商品の購入代金だけを計上するのではなく、国際送料や関税、地方消費税なども比例配分で処理しなければならないのでしょうか?
もう1点は今年になってから売れ残り商品の大半が売れたので、購入代金を仕入として経費計上したいのですが、帳簿の日付は1月1日で処理しても問題ないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
棚卸資産の取得に伴う付随費用は原則として取得費用に含めますので、按分して取得価額に含める必要があります。
ただし、棚卸資産の購入価額の概ね3%以内の金額である場合は含めなくても良いとされています。
前期末(12月31日)に売れ残って商品/期末商品棚卸高と処理したものは、当期首(1月1日)に期首商品棚卸高/商品と処理します。
商品の売上原価は、期首商品棚卸高+期中仕入高-期末棚卸高で計算しますので、上記の仕訳処理により当期の売上原価になります。
早速のご回答誠にありがとうございます。
やはり按分で含める必要があるのですね。
また棚卸高については自分は白色申告で確定申告を行うので、12月31日に期末商品棚卸高、1月1日に期首商品棚卸高と帳簿付けしておくだけで問題ないのでしょうか?
簡易簿記による帳簿であれば、ご記載の処理で結構です。
ご丁寧にご教示頂き誠にありがとうございます。
問題が解決出来て良かったです。
ありがとうございました。
本投稿は、2022年02月03日 19時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。