倉庫防水工事について 減価償却 - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 減価償却
  4. 倉庫防水工事について 減価償却

倉庫防水工事について 減価償却

自営業を営んでおります。コンクリート倉庫の屋根部分を防水加工し費用が70万円ほどかかりました。これを修繕費で計上したところ、減価償却40年で、と商工会議所で言われました。
近いうちに税務署に確認には行こうと思いますが、税理士さんの意見も聞きたく質問させていただきました。
修繕費で一括経費に出来ないとしても、防水加工は10年から15年おきにやらなければいけない予定なので、40年はありえないと思うのですが…。
よろしくお願いします。

税理士の回答

どのような工事か具体的にはわかりませんが、商工会議所が判断するには、修繕費ではなく「資本的支出」に該当するものと思われます。
資本的支出と判定されたものは、その支出の対象となった元の資産と種類・耐用年数が同じ資産を、新しく取得したものとして扱うことになっていますので、原則として、倉庫自体に適用している耐用年数を適用することになります。40年ではなく38年だと思われます。

【耐用年数通達】
1-1-2 省令に定める耐用年数を適用している減価償却資産について資本的支出をした場合には、その資本的支出に係る部分の減価償却資産についても、現に適用している耐用年数により償却限度額を計算することに留意する。

なお、元々防水加工を施している場合に、雨漏りがしたため現状維持回復工事を行ったのであれば、70万円が「修繕費」と認められる可能性が高くなります。実質判断となりますのが、検討する必要があるかと思います。

本投稿は、2023年06月21日 00時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

減価償却に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

減価償却に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,448
直近30日 相談数
708
直近30日 税理士回答数
1,424