前期決算(確定)の工具器具備品(期末残高)を、今期で修正したい場合の仕訳方法が知りたいです
前期、減価償却費を間違って2度計上してしまったため、金額的に倍の減価償却費となり、
その分、決算書では工具器具備品の残高が減った状態です。
(その後、減価償却費の修正申告をしたため、確定申告の税金的には問題解決済み)
そのため、
今期の期首は本来額より工具器具備品が少ない状態となっております。
今期の減価償却は通常通り行うとして、工具器具備品の期首残高を正しく修正したいです。
その場合の仕訳を教えてください。
また、こういう場合、どのように対応すればいいか、他の方法があればそれも教えてください。
税理士の回答
中小企業の前提で回答します。
工具器具備品/前期損益修正益、です。
前期損益修正益は今期の法人税申告で減算します。
ご回答を大変ありがとうございます!!!
前期損益修正益 という科目で早速、仕訳しました。
損益計算書で、特別利益として表示されました。(経常利益の次に)
今期の法人税申告で、別表四 の12 「減算:減価償却超過額の当期認容額」の欄に、
上記仕訳で処理した金額(=前期損益修正益)を記入すればよいということでしょうか?
つまり、今期、この金額を課税対象額から引いてくれる、という扱いになる、
という理解であっていますか?
これは、間違いのあった前期の確定申告で修正申告をして正しく申告済みなため、
逆に今期ではその分は対応済み、ということで別表四で調整するということでしょうか?
別表四 の12 「減算:減価償却超過額の当期認容額」の欄に
→違います。空欄に前期損益修正益・留保です。
これは、間違いのあった前期の確定申告で修正申告をして正しく申告済みなため、逆に今期ではその分は対応済み、ということで別表四で調整するということでしょうか?
→その通りです。
回答は以上です。
処理が分からず、切実だったもので、本当に助かりました!!!
再度のご回答および申告書の記入内容まで教えていただけましたこと、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
本投稿は、2023年06月28日 15時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。