繰越欠損金がある場合の少額減価償却資産について
繰越欠損金がある場合の減価償却について教えて下さい。
今期が赤字予測であった場合、決算日間際で30万未満の資産をいくつか
購入したのですが、今まで赤字の場合は少額減価償却資産に計上して損金を
増やしても繰越欠損金が増えるだけなので、敢えて資産計上して耐用年数で
減価償却してきました。
現状の理解は以下の感じです。
今期、黒字予測で繰越欠損金がないなら、基本的に少額減価償却資産で計上
すべきとは思います。
疑問が生じているのは今期、赤字予測で繰越欠損金がある。この場合に
資産計上すべきなのか少額減価償却資産として計上すべきかを検討する際の
一般論的な事をご教示頂きたいと思っています。
上記の疑問を踏まえて、こちらの見解は繰越欠損金が9年なので、それ以下の
耐用年数なら基本的に少額減価償却資産で問題ないのかなと考えています。
宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

こんにちは。
赤字の年度に少額減価償却資産とすると当年度の繰越欠損金が増えます。
その当年度の繰越欠損金が9年経っても消化されない見込みである場合は資産計上して耐用年数で減価償却する方法はいかがでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
そうですね。今後の利益予想を考えて繰越欠損を消化できるのであれば少額減価償却。
無理そうであれば資産計上といった考え方が一番わかりやすいかもしれません。
お時間を割いていただきありがとうございました。
本投稿は、2024年08月07日 09時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。