マンションの賃貸用の減価償却の計算式
教えてくださいませんか。
マンションを自宅用に購入して、リフォームして、そのあと賃貸に出す際の計算を調べていました。以下のリンクに当てはめようとしてるのですが、数式の0.2をかけるという意味が分かりません。これは何の数字ですか。
また、居住用の際の減価償却の計算式では建物価格に0.9をかけていますが、他の税理士様のご回答を参考にすると、賃貸用として出した際の減価償却費の計算では0.9をかけていらっしゃいません。これは何かの間違いですか、それともこちらに関しては0.9をかけなくてよいという理解をすればよいのでしょうか。なにとぞ教えてくださいませ。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5404_qa.htm
税理士の回答
経過年数×0.2については、簡便法を利用するにあたっての割り切りと考えてください。以前に、大変お詳しい先生に聞いたのですが、「使用している間に多少の手入れなどがあり、自然に耐用年数が延びるから」程度の考え方だったと記憶しています。
建物価格×0.9については、旧定額法の計算方法で、平成19年3月31日以前に取得した建物の計算式になります。耐用年数を経過すると、10%が残る計算式になりますが、平成19年4月1日以降の計算では0.9を掛けません。
早速のご回答をありがとうございます。自分の説明不足で申し訳ないのですが、いまだよくわかっておりません。二つのケースの減価償却費を計算する必要があるのですが、それらは、1.購入後、自分で居住用に使っていた時、2.賃貸に出したとき。
0.9をかける計算は、1と2の両ケースにて使いますか?それとも1の場合だけですか?
次に、0.2をかける件ですが、1.のケースには使われていない例を見かけますが、1も2も0.2をかけますか?
恐れ入りますがご教授いただけましたら幸いです。
>0.9をかける件
1の場合だけです。繰り返しになりますが、平成19年3月以前の取得のみで、それ以後は掛けません。
>0.2をかける件
1の場合だけです。中古資産の簡便法に依る見積耐用年数の計算で出てきます。なので、新築では使いません。
ご連絡ありがとうございました。
自分の頭が悪くて申し訳ないです。自分の物件は1981年に建てられた中古マンションを2021年に購入して先ず自分で住んで、賃貸に出したのは今年です。
0.9をかけるのは、2021年から3年間の間の減価償却を計算するときですか?
0.2をかけるのも、2021年に購入してから今年賃貸に出すまでの自分が居住していた間だけで賃貸に出したときの減価償却を計算するときは、0.2をかけない、ということですか?
2024年に賃貸に出してからの計算では0.9をかけないのですか?
補足させてください。先日お伝えした税務署のリンクでの例の計算では
0.2を賃貸に貸したときにかけているようなのですが、こちらの例と私の例は異なりますか?
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5404_qa.htm
>0.9をかけるのは
2021年(令和3年)に取得したのでしたら、0.9を掛ける必要ありません。なぜならば、平成19年4月以降の取得だからです。
>0.2を
0.2を掛けるのは、中古資産を取得した時です。したがって、居住用に供したときの計算で0.2を掛けて、賃貸に転用したときは掛けません。
やっとわかりました。ご説明いただき感謝いたします。
本投稿は、2024年11月17日 03時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。