減価償却期間と設備資金の借入年数の考え方について
個人事業主で新規のレストラン開業に現在銀行融資を依頼しております。
設備500万円で減価償却期間が5年のものに対して、10年で借入すると、減価償却の効かない年数が5年残ると思います
①残額を返済するために、年商を増やして税引き後の資金で払う
②減価償却時点で売却し売却益で残りの借入金を返済、新規に減価償却期間に合わせた5年で借入をして購入
①とすると売上を立てるのが負担になります
②は下取りに出してもそれほど値段がつかないものなので、残額では返済はできません
・①と②以外に方法は御座いますでしょうか?
初めから減価償却期間に合わせた借入年数にしたいのですが、売上見込みがわからない段階では長期借入で検討をしています
ご回答何卒よろしくお願いします
税理士の回答

増井誠剛
ご質問ありがとうございます。
結論から申し上げますと、①と②以外の方法として、借入期間を10年にしつつ、期間短縮の余地を残すのが現実的な選択肢になります。
例えば、繰上げ返済を活用する方法です。最初は10年の長期借入で資金繰りに余裕を持たせ、売上が安定してきたら減価償却に合わせて繰上げ返済を行い、実質的に5年以内での完済を目指します。これにより、負担を抑えつつ減価償却とのバランスを取ることが可能です。
また、リースや割賦購入の活用も一案です。初期投資を抑えつつ、リース料を経費処理できるため、資金繰りが改善します。
売上見込みが不透明な段階では、長期借入を前提にしつつ、柔軟に対応できる資金計画を立てるのがよいでしょう。
大変ご丁寧な回答誠にありがとうございました。
長期借入からの繰上げ返済検討で進めたたいと思いました。
ありがとうございます
本投稿は、2025年02月11日 06時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。