iPad購入時の固定資産登録・減価償却について相談です
青色申告をしている個人事業主です。
会計ソフトは「やよい青色申告オンライン」を使用しています。
10月22日にネットでiPadを購入したのですが、固定資産登録や減価償却について迷っている点があります。ご助言いただけますと助かります。
1、資産の名称について
資産の名称ですが、「タブレット」とするか「iPad Pro 13インチ」とするか迷っています。
「タブレット」はざっくり分かりやすいですが、「iPad Pro 13インチ」の方が特定しやすいと思うのですが、どちらが望ましいでしょうか?
2、取得手段について
「取得手段」を記入する欄があり、「現金・普通預金(◯◯銀行)・クレジットカード」などを選べます。
支払いはデビットカードで行いましたが、この場合、「デビットカード」と「普通預金(◯◯銀行)」どちらで入力するのが正しいでしょうか?
3、取得日について
「取得日」を記入する欄があるのですが、購入日と使用開始日が異なる場合、どちらを入力すればよいでしょうか?
・購入日:10月22日
・使用開始日:10月30日(事業で使い始めた日)
例えば、取得日を10月22日にして、摘要に「使用開始日10月30日」と書く方法も考えていますが、この方法で問題ないでしょうか?
もし他に適切な方法がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
初めての固定資産登録で不慣れなため、アドバイスをいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
1、資産の名称について
特定しやすい「iPad Pro 13インチ」が望ましいでしょう。
2、取得手段について
デビットカードの場合、「普通預金(◯◯銀行)」が適切と考えます。
3、取得日について
システム上、取得日=事業供用開始日(減価償却の開始日)である場合は、使用開始日が適切です。
そうでない場合は、取得日で良いでしょう。
ご回答いただきありがとうございます。
とても分かりやすく説明していただき、大変助かりました。
追加で一点ご相談させてください。
会計ソフト(やよい青色申告オンライン)を確認したところ、
「取得日:資産の取得年月日(当年の日付)を入力します。」
と記載がありました。
また、ソフトの仕様上、「取得日」に「購入日(引落日)」を入力しないと、
「残高試算表」に表示される「普通預金(◯◯銀行)」の残高が、実際の銀行口座の入出金履歴と一致しないようです。
具体的には、
・取得日を購入日(引落日)10月22日にした場合。
→ 残高試算表と実際の銀行口座の動きが一致する
・取得日を事業使用開始日10月30日にした場合 。
→ 残高試算表の動きと銀行口座の実際の入出金タイミングがずれてしまう
という状態です。
また、ソフトには「事業供用開始日(減価償却の開始日)」を入力する専用欄はありませんが、本年分の償却期間を月単位で手動設定できるようになっています。
そのため、以下のように入力しようと考えています
・取得日:購入日(引落日)10月22日
・本年中の償却期間:3ヶ月(使用開始日10月30日〜12月31日を反映)
・摘要:「事業供用開始日 10月30日」
このような入力方法でも問題ないでしょうか?
もし他により適切な方法があればご教示いただけますと幸いです。
システムの仕様を勘案すると、ご記載の入力方法で問題ないと考えます(残高試算表にも適切な数値が反映されています)。
ご回答いただき、誠にありがとうございます。
会計ソフトの仕様を考慮したうえで問題ないとのことで、安心いたしました。
丁寧にご対応いただき、心より感謝申し上げます。
本投稿は、2025年11月03日 02時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。




