投資用中古アパート物件の建て替えに伴う減価償却残について
約4年前に築30年の中古アパート物件を購入し賃貸しておりました。購入当時1000万の建物価格で4年間の減価償却(年250万換算)を行っていましたが、2年目を過ぎた昨年夏頃に排水管が大きく破損し建て替えを決意し、今年6月に新築オープンとなりました。木造アパートとして新たに22年間で新築費用の減価償却を進めて参りますが、この場合取り壊した建物で残した減価償却残分の約2年分(500万円)は今年度の決算上一括償却として計上が可能でしょうか?それとも1年毎に250万円ずつ2年間で償却を行うのでしょうか?若しくは取り壊しと同時に償却不可となってしまうのでしょうか?決算上大きなPOINTになりそうですので教示くださいますようお願いいたします。
税理士の回答
前の建物は滅失登記されておられると思いますので、減価償却ではなく残存簿価を固定資産除却損で計上すればよろしいかと思います。
仕訳は以下のようになります。
(借方)固定資産除却損/(貸方)建物
本投稿は、2018年10月03日 21時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。