【仕訳】外注先の交通費を、クライアントに請求
私は個人事業主で、はじめて外注先を利用します。
外注先も個人事業主です。
クライアント→私→外注先 の流れで、外注先の電車賃もクライアントに請求します。
⇒この時の仕訳と、外注先からもうらう請求書の書き方が以下で合っているか教えて下さい。
■交通費部分の仕訳
①外注先の交通費をクライアントから受け取り
現金100/仮受金100
②外注先へ引き渡し
仮受金100/現金100
■外注先からもらう請求書の書き方
業務委託費用 xxx
交通費 100
※交通費がクライアント負担であることを記載してもらう必要はない
よろしくお願いします。
税理士の回答

三嶋政美
ご質問の件につきまして、以下の通りご説明いたします。
まず、仕訳についてですが、外注先の交通費をクライアントに請求し、後日その交通費を外注先に支払うという流れであれば、下記の処理が妥当です。
クライアントから交通費相当額を受領した際の仕訳:
(借方)現金 100 /(貸方)仮受金 100
外注先へ交通費を支払った際の仕訳:
(借方)仮受金 100 /(貸方)現金 100
この場合、交通費は実質的に「預かり金」として処理されるため、損益計算書には反映されません。
次に、外注先からの請求書の記載内容についてですが、下記のように明記することが望ましいと考えられます。
【請求内容】
・業務委託費 XXX円
・交通費 100円(※交通費は発注者ご負担分)
交通費については、実費を請求する性質であること、および元請であるご自身がクライアントに対してその分を請求する予定であることから、「交通費がクライアント負担である旨」の記載を外注先に求めておくと、後日の確認や証憑整理において有用です。
以上のように処理・記載いただければ、経理上も実務上も適切な対応となります。
大変丁寧にありがとうございます。
これで安心して業務に取り組めそうです。
本投稿は、2025年03月19日 10時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。