自動車整備工場の仕訳
自動車整備工場(個人)での話です。
お客に車を販売した際に下取り額を販売額から差し引いた場合仕訳はどうなりますか?
例
販売額180万円
下取り額10万円
税理士の回答

三浦昂陽
仕訳は下記になると考えます。
現金預金 170万 / 売上 180万
車両(又は商品等) 10万円
下取りした車を再販予定であれば商品として資産計上し、再販時に原価に振り替える処理が適切かと考えます。
再販時に原価に振り替えるとは具体的にはどのようなことなのでしょうか。
イメージができないためこちらについても教えていただけますでしょうか。

三浦昂陽
例えば、50万円で再販した場合は下記のような仕訳になります。
現金預金 50万 / 売上 50万
売上原価 10万 / 商品 10万
ありがとうございます。
売上原価という科目は過去に使ったことがないですが、この場合には使用するということでしょうか。
他の科目では代用できないということでしょうか。

三浦昂陽
普段は仕入勘定を使用しているのでしょうか。
その場合でしたら下記仕訳でも問題ありません。
・販売時
現金預金 170万 / 売上 180万
仕入(下取り分)10万
・再販時
現金預金 50万 / 売上 50万
・決算時に在庫(下取りした車両)が残った場合
※在庫がなければ仕訳不要
商品 10万 / 仕入 10万
本投稿は、2025年10月02日 13時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。