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利息の勘定科目について

個人事業主をやっております。
仕訳をする際に、現金勘定は使用せず事業主貸借を使って仕訳をしています。

銀行からの手数料還元がついた場合、
普通預金 5/事業主借 5
普通預金 5/受取利息 5
どちらが正しいのでしょうか?

また、従業員にも貸付をしていますが、その際の利息は受取利息になりますか?

税理士の回答

普通預金 5/事業主借 5 になります。

従業員への貸付けについては、貸金が事業でない場合は、その利息は雑所得として計上することになります。

従業員への貸付けについては、貸金業でない場合は、その利息は個人事業の雑収入で計上するのではなく、所得区分を雑所得として申告することになります。

事業収入やその経費とは別に計算して申告することになります。

となると、貸付金は給与天引きしているので、

給与賃金 50/普通預金  35
法定福利費 5
預り金 5
貸付金 5
にしておくのでしょうか?
利息込みで毎月5万の返済なので、利息分の仕訳はまた別にやるのですか?

利息分は貸付金とは別の仕訳になります。

本来は、
普通預金 ×/貸付金 ×
       受取利息 ×
となります。

給与賃金 50/普通預金  35
       法定福利費 5
       預り金 5
       貸付金 5

上記の仕訳に、受取利息が1の場合、
貸付金 1/事業主借 1
としてもよろしいかと思います。

本来は、
普通預金 ×/貸付金 ×
       受取利息 ×
となっておりますが、利息は給与天引きなので振込や現金ではいただいておりません。

また、
上記の仕訳に、受取利息が1の場合、
貸付金 1/事業主借 1

となっておりますが、利息が貸付金として増加するのですか?

これだと貸付金が完済されても減らないような気がするのですが…

相談内容の仕訳の中で、受取利息を1とすると次のような仕訳になると思います。

給与賃金 50/普通預金  35
       法定福利費 5
       預り金 5
       貸付金 4
       受取利息 1

質問の中では、貸付金 5とされていましたので、
この中の1を事業主借に振り替える仕訳を示しました。

言葉足らずのところがありすいません。

では、従業員からいただいた利息の仕訳の勘定科目は受取利息で一緒に処理して、銀行の利息等は事業主借で処理で大丈夫という事でよろしいでしょうか?

貸金業以外の場合は、従業員からもらわれた利息も事業主借で処理されたらよろしいかと思います。

回答の仕訳は分かりやすいように受取利息としました。

ありがとうございます!
長々と失礼いたしました。
大変ためになりました。

分かりにくい説明で大変失礼しました。
ご参考にしてください。

本投稿は、2020年09月22日 20時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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