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自己破産後の未払金の処理

現在、青色申告をしている個人事業主です。

恥ずかしながら去年自己破産の免責許可がでました。
今もほとんど収入はありませんが事業は続けています。

25年以前にクレジットカードで事業用に購入したものがあり未払金で経費として計上しておりました。

自己破産の免責許可がでた事でこの未払金の支払い義務はなくなったのですが帳簿上には残ってしまいます。

この場合の処理はどのようにしたら良いのでしょうか。

ネットで色々調べた結果、26年度の確定申告で
未払金/雑収入 と仕訳する。

との見解と

所得税法により免責許可が決定したので
未払金/事業主借 と仕訳して収入として計上しなくてもよい。

とのご意見を頂きました。

私の場合、どちらの仕訳をしたらよいのかご意見いただければと思います。

税理士の回答

税理士の及川と申します。
宜しくお願いいたします。

所得税法44の2②によれば、居住者が、破産法の免責許可の決定又は民事再生法の再生計画認可の決定があった場合その他資力を喪失して債務を弁済することが著しく困難である場合にその有する債務の免除を受けたときは、その免除により受ける経済的な利益の額については、その者の各種所得の金額の計算上、総収入金額に算入しないこととされています。
ただし、居住者が債務の免除を受けた場合において、その債務の免除により受ける経済的な利益の額のうちその居住者の次の損失の金額がある場合には、次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める金額の合計額に相当する部分については、この制度を適用せず、総収入金額に算入することとされています。
① 不動産所得を生ずべき業務に係る債務の免除を受けた場合……当該免除を受けた日の属する年分の不動産所得の金額の計算上生じた損失の金額
② 事業所得を生ずべき事業に係る債務の免除を受けた場合……当該免除を受けた日の属する年分の事業所得の金額の計算上生じた損失の金額
③ 山林所得を生ずべき業務に係る債務の免除を受けた場合……当該免除を受けた日の属する年分の山林所得の金額の計算上生じた損失の金額
④ 雑所得を生ずべき業務に係る債務の免除を受けた場合……当該免除を受けた日の属する年分の雑所得の金額の計算上生じた損失の金額
⑤ 純損失の繰越控除により、当該債務の免除を受けた日の属する年分の総所得金額、退職所得の金額又は山林所得の金額の計算上控除する純損失の金額がある場合……当該控除する純損失の金額

すなわち、
①免責金額を除いて、事業が黒字の場合・・・収入にならないので免責金額の全額について 未払金/事業主借
②免責金額を除いて、事業が赤字の場合で、免責金額を収入金額に計上しても赤字のケース・・・免責金額全額を収入計上 未払金/雑収入
③免責金額を除いて、事業が赤字の場合で、免責金額を収入金額に計上すると黒字のケース・・・赤字の金額と同額の免責金額を収入計上 未払金/雑収入(結果として事業所得は0円)、残額は未払金/事業主借
ということになります。

ご回答ありがとうございます。
私の場合①に該当すると思うので 未払金/事業主借 で処理したいと思います。
ずっもモヤモヤしながらも申告期限は迫ってきていたので助かりました。
これでスッキリして申告書を出せます。
ありがとうございました。

本投稿は、2015年02月22日 10時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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