帳簿のつけ方について
個人事業をしています。
通信会社からの下請けで土地とか電信柱の調査などをしています。
その為、よく法務局等へ行き土地の登記情報等を閲覧しに行っています。
印紙など手数料を、一旦私が払って月末に領収書を他の書類とともに請負元に渡しています。後から気づいたのですが、その時の領収書をコピーなりすればよかったのですが、やっていませんでした。
その翌月に、出来高支払明細書が届き、後日銀行の口座に印紙代(租税公課)、調査のための交通費が一緒に振り込まれます。
その時の仕訳について教えてください。
一旦払った時の領収書が無いので、日付とか何日に払ったとかが分からないので、どうすればいいのでしょうか。
振り込まれた時は、借方に普通預金、貸方を売上として帳簿に付ければいいですよね。
すみませんが、よろしくお願いします。
税理士の回答

月末の日付で、印紙代や交通費を含めた金額で、
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
として処理し、振り込まれた時に
(借方)普通預金 ××× (貸方)売掛金 ×××
として処理すれば問題ないと思います。
相談者は印紙代や交通費の負担をしておらず、当該印紙代や交通費は通信会社の経費となることを考えると、相談者が払った日付で売上を計上する必要性は乏しいと思われるからです。
早い回答ありがとうございます。
質問なのですが、売掛金の科目ではなく立替金や仮払金という科目は使わないほうがいいのですか。
すみませんが、よろしくお願いします。

印紙代や交通費を売上高に含めて処理をするのであれば、売掛金の使用のみで足りますので、立替金や仮払金を使用することはありません。
立替金を使用して処理するのは、相談者が領収書のコピーをきちんととって、その支払いを適時に記帳できる場合のみであり、文面を読む限り、そうでない以上、上記のように処理するほかありません。
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
売掛金というのは、こういう風な使い方もあるのですね。
教えていただいた通り、売掛金として仕訳をして処理しました。
これからは、ちゃんと領収書のコピーをとっておこうと思います。
勉強になりました。
また、分からないことがあれば、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

領収書のコピーがある場合の仕訳は以下のとおりです。
①立替払い時
(借方)立替金 ××× (貸方)現金 ×××
領収書のコピーの日付をもとに上記のように処理します。
②請求時
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
立替金 ×××
ここで立替金を取り崩します。
領収書のコピーがないと、このような処理ができないため、最初の回答のような税金的には不利な仕訳をするしかなくなってしまいます。よろしくお願いします。
本投稿は、2021年03月27日 17時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。