製造原価報告書 間接労務費について
こんにちは。
商品製作部門の社員の人件費について質問させてください。
製造原価報告書を作成している会社です。工場や工事系ではないのですが、商品制作部門が直接工的な感じです。
・商品制作にかかる直接作業時間
直接労務費→仕掛品
・それ以外の間接作業時間(商品に分けられない)
間接労務費→製造間接費→仕掛品
●質問●
「それ以外の間接作業時間」なのですが、
直接工の人件費は原則は最終的に売上原価でしょうか?
例えばですが、直接工が採用面接をした時間や、社内研修をした時間は販管費で計算するのもアリなのでしょうか???
当方、工業簿記の費目別計算が苦手でして、自信ありませんが、
直接工の英会話レッスン代や茶道とかも間接経費で製造間接費だったような、、、。
また直接工の労務費をPL販管費にするパターンって見たことがないような、、、。
(こんな例題もないかと思いますが、、、。)
税理士の回答

直接工が採用面接をした時間や、社内研修をした時間は、直接工の作業時間なので、間接労務費として、製造間接費に振り替え、仕掛品から製品に流れ、最終的には売上原価になると考えられます。
ご回答ありがとうございます。
学生時代は試験に受かるための勉強だったので、何も思っていなかったのですが、
最終的に直接費も間接費も仕掛品勘定になりますが、
製造間接費の配賦や差異分析をするためにわけているんでしょうか??
それを簡単に誰かに伝えるとすれば、商品を作るための費用と、それ以外の費用を分かるようにして、コストの計算をしやすくする感じでしょうか?

製造直接費と製造間接費を分けるのは、原価計算を適切に行うようにするためです。
製造直接費は、各製品に直接賦課できる原価であり、製造間接費は、各製品に直接の関連がないので、一定のルールで配賦せざるを得ない原価です。
本投稿は、2022年06月02日 01時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。