インボイス未登録による請負先からの無断税率転嫁
業務委託先から、弊社がインボイス未登録を理由に、一方的に税率2割減額し支払われていた件についてご相談させていただきます。
具体的な状況は以下の通りです:
・契約内容:業務委託契約書には税抜の時給単価が記載されており、消費税率やインボイスに関する取り決めはありません。
・請求書内容:相手方の請求書フォーマットに月々の税抜売上を記載する形での請求をしていましたが、税率の掛け算が0.8(=2割引き)になっていることに気づきました。
※契約時にはその説明はありませんでした。
・現在のやり取り:契約通りに支払うよう求めておりますが、相手は明確な返答を避け説得を試みられています。
【質問内容】
・通常税率での支払いを求める根拠:通常、契約通りの税率で支払うべきではないかと思っています。
先方が交渉してきた時にお伝えできる、具体的な根拠や交渉に使える見解をご教示いただきたいです。
・過去分の補填:過去分の補填を求めることは可能か伺いたいです。
※相手は資本金1000万円、当社は役員2名の法人で下請法に抵触しないと認識しています
以上、ご確認の上、ぜひともアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
相手方は下請法に引っ掛かると思いますが、当該質問は税理士の領域ではなく弁護士の領域になります。
参考資料のQ7、1 取引対価の引下げを参照下さい。
いずれにしてもこちらでの相談ではなく、「〇下請法及び建設業法並びに優越的地位の濫用規制に係る相談窓口」に相談した方が良いかと。
参考:
免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関するQ&A
https://www.jftc.go.jp/dk/guideline/unyoukijun/invoice_qanda.html
本投稿は、2025年10月06日 19時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。





