事業年度をまたぐ固定資産返品及び仕入商品返品の仕訳について
7月31日決算の法人になりますが、7月の末に販売するための3台と事業用に1台デスクトップパソコンを合計4台購入したのですが、決算をまたぎ8月に入ってから、検品の際4台全てで液晶の破損があり購入メーカーに連絡し商品交換ができるか確認しましたが部品の欠品がありすぐに代替品を手配することは不可能とのことで、それであれば返品をする旨報告し返品したのですが仕入れた時と返品した際の仕分け方は下記のとおりでも宜しいのでしょうか?お忙しい中恐れ入りますが、ご回答頂けますと幸いです。
購入時
仕入高○○○○円/買掛金○○○○円(課対仕入10%)3仕訳
工具器具備品○○○○円/未払金○○○○円(課対仕入10%)
減価償却費○○○○円/減価償却累計額○○○○円(対象外)
返品時
買掛金○○○○円/仕入高○○○○円(課対仕入返10%)3仕訳
未払金○○○○円/工具器具備品○○○○円(課対仕入返10%)
雑収入○○○○円/過年度減価償却費修正益(対象外)
以上宜しくお願い致します。
税理士の回答

長谷川文男
そもそも、前期の処理はどうしていたのでしょうか?
事業用に使うためのディスクトップバソコンは、翌期に検品しているのですから、前期に使用開始と解釈はできません。前期に減価償却していることは間違いです。
仕入商品は、いつ仕入れたことにしているのでしょうか?
到着基準で、検品前でも仕入として処理しているなら、「仕入戻し高」勘定が良いでしょう。前期の仕入を減少させるため、「仕入高」は望ましいと言えません。
なお、検収基準なら、前期仕訳処理なし、今期そのまま返品なので処理なしです。
本投稿は、2024年09月02日 09時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。