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フリーランスを抱える事業の支払い管理に関して

お世話になっております。
弊社はフリーランスを多く抱えており、毎月請求書を発行してもらうのですが
毎月必ずと言っていいほど請求書に誤りがあります。
口座番号や名義が誤っており、振り込めなかったり資金が返金になり正しい情報を確認して再度振り込みをしています。

仮にフリーランスのミスで振込ができなかった場合
相手に言われるまで資金を振り込まないというのは問題ありでしょうか??
また弊社のようなフリーランスを多く抱える企業はどのように支払い管理を行なっているのでしょうか。
やはりツールの導入でしょうか。
一度ツールの導入を考えましたが、弊社は海外居住のフリーランスも抱えており海外の源泉徴収に対応していなかったりで諦めた過去があります。
何かアドバイス頂けますと幸いです。

税理士の回答

1. 支払い保留の対応について
フリーランスのミスで振込ができなかった場合、相手からの連絡を待つのは一つの対応策ですが、その間に誠意を欠くと受け取られる可能性もあります。そこで、以下のような対応をお勧めします。
・振込ができなかった旨をすぐにフリーランスに通知し、正しい情報の提供を依頼する。
・正しい情報が提供された後、再振込の期限を明確に伝える。
このように対応することで、双方の信頼関係を保ちつつ、迅速な問題解決が可能となります。

2. 支払い管理の最適化
多くの企業では、以下の方法で支払い管理を効率化しています。
・専用の支払い管理ツールやフリーランスマネジメントプラットフォーム(FMS)を導入することで、請求書の自動チェックや振込情報の自動照合が可能となります。特に、ツールが多言語対応や多通貨対応の場合、海外フリーランスとの取引にも柔軟に対応できます。
・ 請求書の提出から支払いまでのワークフローを明確にし、チェックリストやガイドラインを作成することで、請求書のエラーチェックを事前に行うことが可能です。
・自動リマインダーを設定し、フリーランスに対して定期的に正しい情報の提供を促すことで、ミスの発生を未然に防ぐことができます。

3. 海外フリーランスへの対応
海外居住のフリーランスに対応するため、次の点を検討してみてください。
・ PayoneerやTransferWiseなど、海外フリーランスへの支払いに対応したサービスを利用する。これらは多くの場合、異なる国の銀行口座への送金や、多通貨対応が可能です。

本投稿は、2024年09月02日 15時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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