仕訳について
繁忙期がすぎ、自社で仕入れた商品の一部をを社員やパートへ贈答したいと思います。
その時の仕訳を教えて下さい。
在庫は決算期にのみ実地在庫を計上しており、月次では推定在庫を計上しています。
原価が1500円だとしたら、
厚生費 1500 / 仕入 1500
これでよいのでしょうか。
税理士の回答

社員やパートへの商品の贈答に関する仕訳は、基本的に次のようになります。
仕訳
(借方)厚生費 1,500円 / (貸方)仕入 1,500円
この仕訳で問題ありません。この方法によって、贈答品として用いた商品原価を「厚生費」として費用計上することができます。
この場合、贈呈した商品の費用を「厚生費」に振り替えることで、社員やパートへの福利厚生の一環として、正確に会計処理されます。「仕入」勘定からの減少は、商品が企業の手元から出て行ったことを意味し、期末在庫に含めるべきではないため、適切な処理と言えます。
ありがとうございました。
細部にわたる説明もとてもわかりやすく、しっかり理解できました。
本投稿は、2024年10月18日 08時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。