白色申告から青色申告に移行: 年度またぎの経費の処理について
2025年から青色申告にするのですが、年またぎの経費の処理について質問させてください。
いろいろと調べたのですが、青色申告に移行しても電気代、水道代(家事按分あり)など毎月発生する経費については、仕訳の日付は基本的に支払日でOKとのことなので、2025年1月分の電気代、2024年12月~2025年1月分の水道代は、日割り計算せずに、2025年1月31日の支払日付で2025年の経費としてよろしいでしょうか。
それに伴って毎月発生するクレジットカード払いのインターネットプロバイダ代(家事按分あり)も発生主義ではなく、現金主義で処理した方がよろしいのでしょうか。
税理士の回答

白色申告から青色申告への移行に伴う、年度をまたぐ経費の処理についてですね。
電気代や水道代など、毎月継続的に発生する経費は、原則として支払日を基準に経費計上して問題ありません。2025年1月31日に支払った電気代、水道代は、日割り計算せずに全額2025年の経費となります。
クレジットカード払いの場合も、継続的に発生する経費であれば、口座からの引き落とし日を基準に経費計上して大丈夫です。
ただし、事業用と家事用で共用している経費は、合理的な基準で家事按分が必要です。
青色申告では複式簿記が原則ですが、小規模な事業者などは現金主義での経理処理も認められています。
経費計上基準は継続して適用し、変更する場合は税務署への届出が必要な場合があります。
石割様
迅速にご回答いただきありがとうございました。
大変助かりました!
1月のクレジットカード払いの仕訳について教えてください。
1月6日のクレジット払いは合計6,759円です。
内訳:
1 利用日:2024/11/1 インターネットプロバイダ代 6,484
2 利用日:2024/12/10 メールアドレス代 275
1が毎月発生する経費ですので、今年の2025年の経費にします。
2は、2024年12月末で利用を中止したので、昨年の2024年の経費にします。
この場合の仕訳は、以下の内容で合っていますでしょうか。
1
2025/1/6 通信費 6,484円 / 事業主借 6,484円
2
2024/12/10 通信費 275円 / 未払費用(未払金) 275円
2025/1/6 未払費用(未払金) 275円 / 事業主借 275円

1月のクレジットカード払いの仕訳について、以下の通りです。
インターネットプロバイダ代(6,484円): 2025/1/6に通信費6,484円/事業主借6,484円で仕訳。継続的な経費として支払時に費用計上。
メールアドレス代(275円): 2024/12/31に通信費275円/未払費用275円、2025/1/6に未払費用275円/事業主借275円で仕訳。2024年の経費として未払費用を計上し、支払時に未払費用を解消。
石割様
お忙しいところ、早急にご回答いただきありがとうございました。
大変助かりました!
本投稿は、2025年02月02日 22時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。