有価証券の保有目的の変更
売買目的の有価証券を10銘柄所有しています。
社長から保有目的を変更して、そのうちの2銘柄をその他の有価証券に簿価で振替るよう指示がありました。
調べてみたところ
振替は簿価(取得価額)ではなく振替時の時価で、また変更は全銘柄でとの記載がありました。
もし調べた内容が正しい場合
時価とは、振替時の終値で良いのでしょうか?
税理士の回答
時価は、おっしゃる通り、振替時の終値で問題ないと思われます。
法人税法上は、振替時に、譲渡があったものとみなされ、譲渡損益を計上することになると考えられます。
髙畑智子
売買目的有価証券からその他有価証券への振替は、原則として認められていません。
ただし、資金運用方針の変更等によりトレーディング取引を行わないこととした場合には、すべての売買目的有価証券をその他有価証券に振り替えることが認められています。
したがって、10銘柄のうち2銘柄のみを変更することは認められず、振替が認められる場合には、取得価額ではなく振替時の時価で処理し、評価差額を当期損益に計上します。
なお、上場株式であれば、通常、振替日の市場の終値を時価として使用して差し支えないと考えられます。
(金融商品会計に関する実務指針第85項)
本投稿は、2026年10月09日 21時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







