営業利益の赤字が 1期だけでもあると どんなデメリットがありますか?
今期初めて 営業利益が100万円ほど 赤字となる見通しです。
ただ 前年までは 毎年ある程度の利益があり 保険に入っていた為 今期は営業外収益が300万円ほどあります。
差し引きすれば 約200万円の当期収益金があるのですが、営業利益が赤字というのは 非常に問題があるので 経費の見直しを勧められました。
見直しといっても 実際にかかった必要経費なので 出来る事といえば 営業車の車検代を社長の個人負担にしたり 社員の研修費を各自の自己負担にすることぐらいしか出来ません。
このような時の為に 業績の良い時に保険に入り 節税対策と当期利益金がマイナスにならないように考えていたのですが 営業利益の欄が赤字だと 銀行との取引や 補助金申請の際など 対外的に悪影響があると 知人から言われました。
当社は 銀行からの借り入れは今まで1度もなく 当座預金がマイナスになったことも一切ありません。
それでも やはり経費を見直し 営業利益自体を黒字にしなければ 後々 何かしらの影響が出てくるのでしょうか?
税理士の回答
ご質問者の法人は、銀行からの借入金もなく、今年が初めて営業利益が赤字の見込みですが、営業外利益があり、最終的には純利益は黒字の見込みです。
営業赤字が、一過性であり、今後の経営改善により黒字が見込めれば、本来の必要経費を削減することはないと考えます。
お話の様子ですと、財務体質は悪くない法人であると考えます。
現在において、特にデメリットはないと考えます。
本投稿は、2018年10月27日 15時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。