売上の計上について
取引先が月途中での締め日で、まとめて発行した請求書の金額を
会計ソフトが自動で売上に計上してくれています。
その際、締め日〜月末(12月は決算時期)に納品した分は、次の月(12月は次年度分)としての売上にしてもいいのでしょうか?
それとも、月中に納品した分を売上に計上した方が良いのでしょうか?
税理士の回答
お世話になっております。
ご質問について、下記に回答いたします。
売上は、実現主義に基づいて計上しなければなりません。
売上の実現主義とは、販売の実現(実際の役務提供と対価の取得)をもって売上を計上することを言います。
貴社のケースですと、実際の役務提供=商品の出荷(納品)、対価の取得=債権の発生、になります。
従いまして、締め日から月末までに納品した分は、実現主義の要件を満たしていると考えられますので、その月の売上として計上する必要があります(相手勘定は売掛金です)。
特に決算月の12月はご注意ください。
売上の計上漏れを指摘されます。
以上、よろしくお願いいたします。
迅速で分かりやすい回答ありがとうございます!
本投稿は、2020年04月23日 02時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。