年度末の地代家賃・専従者給与の支払い忘れ
個人事業主で、毎月28日に事業所の家賃と専従者給与を振り込んでいます。が、会計年度末である12月28日にうっかり支払いを忘れ、1月に慌てて振り込みました。
昨年12月の経費として計上したいのですが、可能でしょうか。
できるとしたら、どのような仕訳をしたら良いでしょうか。(12月の計上時・1月の支払い時)
ちなみに、給与支払報告書では、専従者給与は12月に振り込んだものと提出してしまいました。
ご教授いただけると助かります。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
専従者給与は、専従者が現実に支払いを受けた場合に、経費となります。相当期間未払の場合は、経費となりませんが、今回はたまたま遅くなっただけですので、経費としてさしつかえないと存じます。
H28年分の申告では、
専従者給与/未払費用、と仕訳して頂き、
支払時には、
未払費用/現金預金、として下さい。
給与支払報告書は、特に訂正は不要です。
また、家賃については、12月末に支払うのが、1月分であれば、
今回は経費とすることができません。
地代家賃(賃借料)/未払費用、とすればよさそうですが、これは12月分が未払の場合になります。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2017年02月20日 01時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。