決算整理仕訳について
決算をお願いしている税理士事務所があります。
その事務所の担当者が、決算整理の際に行う処理に少し疑問に思うことがあって今回ご相談できたらと思います。
今年の決算において、決算整理で①工事未払金と前渡金 ②地代家賃と受取家賃を相殺しています。
私はそのまま表示して下さいと言ったのですが、同一社のものだから、相殺した方がいいんですよと言って、GOされてしまい、期首で振り替えて下さいと
言われましたが、毎年のことながら、なんかすっきりしません。
同一社(者)のものについては決算整理で相殺すべきなのでしょうか?
教えてください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
会計は総額主義(相殺せずに表示すること)を原則としていますので、おかしいと思います。
法人税等の所得計算は変わりませんが、金融機関から融資を受けるに際して、情報が正しく表示されていませので財務諸表の信用の低下となる可能性もありますし、②は相殺した金額をそのまま使うと、消費税の課税売上割合が正しく計算されません。
税理士事務所の担当者に、何故相殺した方が良いのか会計規則や税法の根拠の説明を求められた方がよろしいかと思います。
早速教えていただき、本当にありがとうございました。
すっきりしました。
私自身の知識も乏しいので、反論もできませんが、教えて頂いたことをお話ししてみようと
思います。
心から感謝いたします。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年05月19日 11時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。