前受金仕訳について
日付:21/12/22
前受金:10000を受け取りました。
支払方法:あと払い(A社)
支払手数料:2%
受取口座:普通預金
商品発送日:22/1/10
入金日:22/1/20
下記の仕訳で良いでしょうか?
①前受金で仕訳をした場合、売掛金で処理したらおかしいような気がします。
また、全体を通して決算時必要な仕訳は必要でしょうか?
①12/22
支払手数料200
売掛金9800/前受金10000
②1/10
前受金10000/売上10000
③1/20
普通預金9800/売掛金9800
大変恐縮ではございますが、お教授いただけると幸いです。
税理士の回答

長谷川文男
前受金を受け取ったと言うことは、受取時(12/22?)の仕訳がおかしいです。
前受金とは、売上が立つ前に受け取った場合に使います。
後払いなら、前受金は使いません。
預金で受け取ったとしたら
普通預金//前受金 のような仕訳になるはずです。
売掛金を立てたら、受け取ったことになっていないです。
前受金の内、200円を手数料として支払うことになっているなら、支払手数料は良いでしょう。
②で売上が立って、仕訳として完結です。
③は不要です。二重に受け取ったようになりますから。
ご教授ありがとうございます。
もう少し詳しく教えていただけると幸いです。
日付:21/12/22
予約商品の注文として利益込みで10,000円を受け取りました。
支払方法:あと払い決済(A社)
請求日:21/12/30 顧客の支払日:22/01/12 入金日:22/01/20
支払手数料:2%
受取口座:普通預金
商品入荷日:22/1/10
商品発送日:22/1/10
決算月:12月末〆
このような場合どのような処理になるでしょうか?
実際に商品が発送されていないので、前受金として処理するのではないのでしょうか?

長谷川文男
12/22 10,000円の受け取り方法は何ですか?
預金ですか?現金ですか?
顧客の支払日が22/01/12のようですが、12/22に支払われたものは予約金ですか?
さらに、入金日が22/01/20って、売上総額はいくらなんですか?
例えば、21/12/22に予約金として10,000円を現金で受取り、22/01/10に商品を発送すると、22/01/20に残金40,000円を振り込み入金される。
その際、手数料1,000円が引かれ実際には預金に39,000円が入金されるとか?
もう少し、取引状況がわからないと仕訳できません。
※ 簿記上の取引としては、予約があっただけでお金が動いていなければ何もしません。予約の内金や手付金を受け取れば記帳します。
ご教授ありがとうございます。
“12/22 10,000円の受け取り方法は何ですか?預金ですか?現金ですか?”
“顧客の支払日が22/01/12のようですが、12/22に支払われたものは予約金ですか?”
12/22 10,000円は予約があっただけでお金は動いていないです。
“入金日が22/01/20って、売上総額はいくらなんですか?”
売上総額10,000円となります。
21/12/22に予約注文として10,000円を受付ました。
同日にA社を通し請求をしました。
22/01/10に商品を発送。
22/01/12に顧客決済。
22/01/20に普通預金に9,800円振込があります。
振込手数料:無料
決済手数料:2%
①
22/01/10
売掛金10,000 / 売上10,000
22/01/20
普通預金9,800
支払手数料200 / 売掛金10,000
②
22/01/10
売掛金9,800
支払手数料200 / 売上10,000
22/01/20
普通預金9,800 / 売掛金9,800
決済手数料2%は②で処理するようになるでしょうか?
大変恐縮ではございますがお返事いただけると幸いです。

長谷川文男
①でも、②でも、継続して同一の基準で処理すれば良いでしょう。
① 10,000円の売上の入金時に手数料が発生するとの解釈
② 10,000円の売上があれば、当然2%の手数料が引かれることは確定しているので、売上発生時に手数料が発生するとの解釈
どちらも合理性がありますので。
ご回答ありがとうございます。
決算前ということもありとても助かりました。
12/22の処理で迷っていたのですが、
“予約があっただけでお金が動いていなければ何もしません。予約の内金や手付金を受け取れば記帳します。”
この一言でよくわかりました。
本投稿は、2021年12月22日 14時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。