法人(自分)から、個人事業主(自分)へ仕事を発注(外注)しても問題ないでしょうか?
現在、個人事業主を営んでおります。
個人事業では、プロカメラマンとメディア運営(複数ブログ)をしております。
税金や社会保険の観点から、合同会社を作ろうか検討中です。
■合同会社の仕事
・メディア運営
・サイト制作
■個人事業主の仕事
・プロのカメラマン
この場合、メディア運営やサイト制作のため、個人事業主の自分に写真撮影を外注することは、会社法・税法上、問題ないでしょうか?
税理士の回答
個人的見解となります。
会社法上の忠実義務や利益相反取引の禁止に違反する可能性が高いと思います。写真撮影はあくまで法人の営利活動のための役員としての行為であって、その対価は役員報酬であると考えられるからです。
なお、こちらは税理士の専門外ですのでより詳しいことは弁護士にご照会ください。
税法上は、同族関係者でしかしえないことですから、役員給与認定され法人は損金不算入、個人は給与所得課税になると思いますし、最悪の場合、同族会社の行為計算否認とされる可能性もあると思います。
業種が違うことを以て、法人がその役員に外注をするということはあり得ない(出来ない)と思いますので、問題があると思います。
本投稿は、2022年01月10日 12時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。