貸倒損失の限度額は？

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現在、後払い制でやっており、売掛金の未回収率が、全売上げ額に対して３割もあり、異常に高いのですが、この異常に高い未回収率の売掛金を、すべて貸倒損失として損金計上することを、税務署は認めてくれますか？

なお、国税庁の定めた「通信販売により生じた売掛債権の貸倒れ」の条件は、完全に満たしています。

また、貸倒引当金の設定に一定の限度額があることは一応知っていますが、今回の相談は貸倒損失に関してです。

税理士の回答

服部誠

税理士法人レガート

1. 東京都
2. 中央区

事業所得であることを前提とすれば、貸倒損失の計上要件を満たしている場合には上限額等はなく、全額が貸倒損失として処理できると考えます。
なお、貸倒損失の金額が大きい場合には税務調査となる可能性が高まりますので、その内容と損失処理した法的根拠を説明できるようにしておくことが必要と思われます。
宜しくお願いします。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

本投稿は、2017年06月25日 09時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。