ふるさと納税と住宅ローン控除
2022年に自宅を購入し、来年確定申告をする予定です。
今年のふるさと納税をするにあたって注意することが
あれば教えて頂きたいです。
寄付額よっては住宅ローン控除を満額受けられないことが
あると聞いたもので・・・。
2022年の源泉徴収票でみると
源泉徴収税額 300,000円となっております。
住宅ローン控除は150,000円程を見込んでいます。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

鎌田浩司
ふるさと納税は自治体に対する寄付です。
寄付に上限はありません。
しかし、自己負担額を2,000円にとどめるための限度額があります。
計算式は、個人住民税の所得割額の20%+2,000円です。
この計算に、住宅ローン控除は関係しません。
注意点は、
①個人住民税からの控除が翌年度になること。
年内に寄付が間に合った場合、来年6月頃に通知書が届く来年度の住民税が減額されます。
②寄付者の名義が所得者・納税者であること
家族の名義は無効です。
住宅ローン控除150,000円は、所得税300,000円の内輪であり、所得税から満額受けられます。
ふるさと納税の限度額は、所得税額に元づく計算ではありません。
よく分かりました!
ありがとうございました!

鎌田浩司
申し訳ございませんでした。
私の勘違いで、所得税の税率によって限度額は変動するようです。
質問者の課税所得は約360万円、税率は20%と推測します。
20%の場合は、個人住民税の所得割額の2/7+2,000円が限度額になるようです。
概算では、個人住民税の所得割額は360,000円。
限度額は、360,000×2/7+2,000=104,857円。
以上、お詫びして訂正させてください。
本投稿は、2022年11月28日 13時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。