離婚後、ひとり親の住民税納入について
離婚前は扶養枠での勤務130万以内の所得でした。昨年5月に離婚し、21歳の学生を一人扶養していますが6月に普通徴収の納付書が届きトータル27000円を支払いました。
今年の6月からは会社から天引きとなり、特別徴収だと思っていたのですが、別に納付書が届き、そこには普通徴収と特別徴収とどちらも記載がありました。金額はトータルで20000円弱となっています。
昨年も今年も金額は合っているのでしょうか。ひとり親なのでもう少し控除されていると思っていましたし、今年届いた納付書は内容が理解できずまだ未納入ですので、ご相談させていただきました。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

長谷川文男
○○円以内と書かれる方、非常に多いのですが、100万でも110万でも130万円でも全て、130万円以内です。金額にかかわらず税額が同じなら、解答もできますが、実際は違います。130万円以内とか書かずに、正確な数値が知りたいのです。そうでないと回答ができません。
ところで、
離婚前は扶養枠での勤務130万以内の所得でした。昨年5月に離婚し、21歳の学生を一人扶養していますが6月に普通徴収の納付書が届きトータル27000円を支払いました。
昨年5月の離婚前は扶養枠での勤務130万以内の所得というのは分かりましたが、6月以降はどのくらいの収入ですか?離婚後は扶養内は気にしなくて良いし、21歳の学生を一人扶養するため、収入アップさせたのではないでしょうか。
今年6月の住民税の通知は、その収入が影響しています。
また、普通徴収と特別徴収に分かれているとのことですが、心当たりのある所得はないのでしょうか?
給与一箇所で、普通徴収と特別徴収に分かれるとは考えずらいです。
長谷川先生、早々にご回答ありがとうございます。
詳細をお伝えしますので、再度ご回答いただけますと幸いです。
一昨年の収入は扶養枠で128万ほどでした。
昨年の1月から3月までは2ヶ所掛け持ちで働きましたが、当時は離婚前だったため扶養枠ということで住民税は納めていませんでした。4月から1ヶ所で正社員で働きはじめましたが、特別徴収ではなく普通徴収で1年分を支払いました。年間所得は255万程度です。今年の6月から特別徴収が始まったところですが、同時に納付書が届いたという経緯です。
ちなみに2月に所得税還付のための確定申告を行っております。
よろしくお願い致します。

長谷川文男
年間所得は255万程度です。
この文面を信用していいのなら、住民税20,000円というのは安いと思います。(所得控除が多いのかな)
住民税の控除として
扶養控除 19~21歳1人 控除額45万円
ひとり親控除 30万円
基礎控除 43万円
社会保険料控除 ?
他の所得控除 ?
住民税が20,000円だと、均等割5,000円として所得割は15,000円
税率は10%なので、所得控除後の課税所得は15万円程。
結構、所得控除が多い?それとも、住宅ローン控除のような税額控除がある?って感じです。
あるいは、「年間所得は255万程度」が間違い?
良くある間違いは年間収入255万円と混同することです。
収入と所得では全然違いますが、推測はしません。
少なくともトータル20,000円は安いと思います。
長谷川先生、再度のご回答ありがとうございます。
周囲の言葉を鵜呑みにして不勉強のまま質問してしまいましたが、わかりやすく算出してくださったので金額には納得できました。
なお普通徴収と特別徴収に分かれている件は、心当たりのある所得がないため、市役所に問い合わせてみることにします。
2度にわたりご丁寧なご回答ありがとうございました。
また相続等などのご相談の際にはよろしくお願いいたします。
本投稿は、2023年06月28日 00時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。