扶養にしたら住民税が安くなるか
100歳の母を扶養にしたら住民税が安くなるか
税理士の回答

三嶋政美
はい、ご自身の100歳のお母様を扶養親族として申告することで、住民税が軽減される可能性があります。
住民税においては、扶養親族がいる場合、「人的控除」として扶養控除が適用され、課税所得が圧縮されます。特に、お母様が70歳以上の場合は「老人扶養親族」として区分され、住民税における扶養控除額は58万円(同居でない場合48万円)となります。
ただし、適用には条件があります。お母様の年間所得が48万円以下であること(公的年金のみの場合は158万円以下)、かつ納税者と同一生計であることが求められます。
これらの要件を満たしていれば、住民税・所得税ともに控除が適用され、納税額の軽減につながります。制度の正確な適用にあたっては、所轄の市区町村または税理士への確認をおすすめします。
本投稿は、2025年05月15日 11時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。