前職からの間違った収入申告で住民税を過剰請求されました。対策はありますでしょうか
タイトルの件でご相談させていただきます。
私は去年12月15日付で前職を退職したのですが、給与明細も源泉徴収票ももらえないまま平成30年度の市府民税の支払書が届いたのですが、支払総額が昨年度より約10万円も上がっており市役所で相談したところ、前職から私の住む市への申告収入金額が約1.5倍(490万円)で申告されていることがわかりました。市税化の職員の方からは「当事者同士で相談し正しい源泉徴収票を持ってきてください」と言われるだけで手詰まりとなりました。
恥ずかしながら申し上げますが、前職とは私用が重なり急にやめることになり、そこから前職社長が非人道的な態度で接するため関係性は劣悪です。
そのため給与明細、源泉徴収票はもちろん、社会保険の喪失手続きも無視し続けたため国民年金、国民保険にも入れない状態でした。
話がそれて申し訳ありませんでしたが、それほど非人道的な会社へ私が正しい金額での源泉徴収票を請求したところで無視されることは確実で、どうしたらよいかわからない状況です。何か良い方法があればご教示ください。
ちなみに前職の申告ですが、
平成29年6月までは社長の方針で元から経営している製造業の会社(A社)の所属とし、そこから前職への出向ということで給与が支払われておりました。7月から12月までは正式に前職(B社)名義での支払いです。
先の490万円の内訳は
A社から155万円、B社から335万円での申告となっており合計490万円です。
私の口座へ振り込まれた給与の総額が約305万円。税金、保険を引かれる前の金額を推測しても330~350万円の間と思われます。
長文で失礼いたします。よろしくお願いいたします。
税理士の回答
文面からわかる範囲内でお答えいたします。
まず、相手がどういう態度に出るにせよ源泉徴収票を交付するよう前職の会社に申し出て下さい。その際に、出さなかった場合は税務署に源泉徴収票不交付届出書を提出する旨、つまり、税務署に源泉徴収票をもらえなかった旨申し出ると言ってください。
その上で、源泉徴収票を本当にいただけなかった場合、源泉徴収票不交付届出書を税務署に提出して下さい。用紙は
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hotei/23100017.htm
にあります。
源泉徴収票を入手できたら、それを使って確定申告をしていただければ、税金が戻るかと思います。
ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年08月30日 10時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。