ハンドメイド副業で材料費不明の場合の住民税申告
フリマアプリ、ハンドメイドアプリ(メルカリまたはminne)を利用したいと考えています。
出品するものは母が過去に作製したハンドメイド品多数です。
私は給与所得がありますので、仮に純粋な売上が20万円以下の場合、確定申告は不要で、住民税申告は必要になるかと思いました。
そこで住民税申告に関して疑問があります。
経費に材料費を計上したいのですが、何年も前に買った材料を使って何年も前に作製したハンドメイド品のため、費用を証明できるものが全く残っていません。帳簿もつけていません。
この場合、材料費を予想金額で計上することは可能でしょうか?
それとも新たにかかる梱包費用や通信費のみを経費とすることになるのでしょうか?
また、母から商品を一旦購入し、それを仕入れ高として計上するという形も考えました。
その場合は母にも所得が発生するということになり、母も住民税申告が必要になるのでしょうか?
そもそも住民税のみの申請であれば経費の証明は不要なのでしょうか…?
なお、必要経費の証明が難しいため確定申告はしたくないと考えており、20万円以下の売上を想定しています。
ご教授いただけると幸いです。
税理士の回答

出澤信男
1.1か所から給与の支払を受けている人(年末調整をする人)で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要になります。副業が20万円以下であれば申告不要になります。
2.住民税申告ですが、プリマアプリ等での雑所得は以下の様に計算されます。
収入金額-(取得費+経費)=雑所得金額
材料費等(取得費)が不明の場合は、取得費を見積金額で計算すればよいと思います。見積計算した明細については記録して保存しておくのがよいと思います。
本投稿は、2019年08月18日 07時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。