個人事業主と法人の両方をしている場合の住民税の算出方法について
昨年度までは個人事業主でしたが、今年度から個人事業主で扱っていた業務の一部を法人化し、今年度は個人事業主と法人の代表の2つをしております。
この場合、来年度の住民税など個人が支払う税金の計算はどのようになりますか。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
これまでは、個人事業主の所得から、住民税が計算されていましたが、一部法人化されたということで、その部分の住民税は、減ることになります(法人化した事業が、黒字という前提です)。
ただし、法人の方から給与をとることにすれば、その分、個人の所得は増えます。個人事業分と、給与分を合算して、確定申告することになり、その結果、住民税が計算されます。
個人事業主だけだった時代の住民税と比較して、どちらが多くなるかは、個人事業の所得、給与の金額によりますので、正確には申し上げられませんが、通常、個人事業主だけだった時代よりも、安くなると思われます。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2016年09月14日 08時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。