支払調書と市県民税について
現在会社員です。税金・保険は全て天引きです。
先日現在在住の市Aから市県民税の追徴が来ました。給与天引きなのでそれはおかしいと市役所へ連絡をしたところ、入社する2か月前に約60万報酬を得ているからその分の追加だと説明を受けました。ですが60万受け取ったということに覚えがなく、その旨ご説明しましたが我々(役所側)にはそういう内情は関係ないので払って下さいの一点張りでした。これは支払わなくてはならないものなのか、どこに相談するのが正しいのか、教えて下さい。
A市の説明は以下の通りです。
入社した年は別の市Bに住んでいて、そこで確定している情報が回って来ただけ、証拠はある(それが表題の支払調書だそうです。)だから我々(A市)は内容に関して一切関知しない、もらっていてももらっていなくてもそれはあなた(私です)と支払調書を書いた会社と受け取ったB市税務署と決定したB市との話しだからA市には関係がないので払って下さい。異議があるなら支払調書を書いた会社の代表と掛け合ってB市税務署へ修正しに行ってもらって下さい。とりあえず一旦払ってもらって、間違いだったとわかれば返還しますから、時効2年ですけれど。
でした。
そんなこといわれてもそもそも誰と交渉したらいいのかもわからず、A市役所から彼らが「証拠」としてあげていた支払調書の控えを取りました。内容をみると、書かれているのは当時の住所とも違う住所で報酬もただ金額と(内書)となっております。
・そもそも住所の違う支払調書は有効ですか?
・(内書)とは、まだ支払われてはいないけれどこれから払う見込みの金額、といういみではなかったでしょうか?
税務署へかけたらつながる相談窓口にも相談しました。虚偽申告なら法人課へ伝えて調査をしてもらうしかない、とのことでした。
B市税務署法人係は、調査をするかどうかもしたかどうかも結果も伝えられないけれど内容をきいてよく検討する、とだけでした。
B市役所は、うちは税務署からきたデータをもとに決定をしているだけなのでそもそもの訂正はB税務署へ行ってくださいとのことでした。
支払調書を書いた人、と交渉ができればいいのですがそもそも論、こちらから見たらまるまる虚偽の内容で支払調書を作成した人間と、その内容の訂正についてなどまともに話し合えるとは思えません。
税理士の回答

こんにちは、回答申し上げます。その60万円がどこから支払調書がでているかは、ご本人であれば区役所にきけますよ。是非、出所をきけば二重になっているか等把握できるかと存じます。以上、宜しくお願いいたします。
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
支払調書は、報酬料金の支払調書でしょうか。
住所の違う支払調書が、有効か無効か、というと難しい問題になります。考えられるのは、同姓同名の人違いです。そもそも、支払調書は、住所と氏名が掲載されているだけで、個人を特定するにはいささか頼りない資料です。市区町村が本人を特定するには、かつては氏名、住所、生年月日のみ、現在では+マイナンバーです。
現時点では同姓同名が疑われます。住所違いの名前による一致だけでは、あまりにも荒っぽい特定の仕方です。
また、内書は、未払いの金額です。
支払者となっている会社に覚えはないでしょうか。税理士あるいは弁護士に相談するのも良いかもしれません。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2016年11月17日 13時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。