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イラストレーターで得た副業の収入を会社にバレないようにしたい

◆状況
私は年収400から500万円の会社員です。
今年度よりイラストレーターとしてクラウドソーシングサービスを利用して、副収入(経費はありません)を得ています。
所属している本業の会社では、許可なしの就業は規則として禁止しているため、バレないように税金を納めたいです。
許可を得ることも検討してますが、イラストの内容が18禁であるため、詳細を知られたくありません。

◆税金に対する認識
副収入が年間20万円未満の場合、所得税は発生しないので、確定申告は不要ですが、住民税は翌年納める必要がある認識です。所属する本業の会社での、年末調整は毎年行なっていますが、個人での確定申告は経験がありません。

◆質問①
副収入が20万円未満の場合、住民税を納めるために確定申告をして副業分のみ普通徴収とすれば、会社には通知がいかず、会社で行っている特別徴収も問題なく実施してもらえるのでしょうか。

◆質問②
①のような確定申告ではなく、住民税のみを納める方法があるのでしょうか。
その場合も会社には知られたません。

◆期待する回答
上記の①②それぞれ回答をいただきたいです。
可能であれば、①②どちらが会社にバレにくいかも合わせてご教示お願いします。
また税金に対する認識などに誤りがあれば、訂正お願いします。

税理士の回答

①給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えれば、確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。副業の所得が給与所得以外であれば、申告の時に副業の住民税の納付を普通徴収に選択できます。そのため副業の情報が本業の会社の方に漏れません。
②①と同様になり、相談者様は住民税の申告をすれば良と思います。

ご回答ありがとうございます。
追加でご教示いただきたいのですが、『申告の時に副業の住民税の納付を普通徴収に選択できます。』の申告とは、確定申告のことでしょうか。

副収入が20万円以下で、確定申告をしない場合、住民税を収める申告では、上記のように会社にバレにくい普通徴収を選べるのでしょうか。

副業の所得が20万円を超えるときは、確定申告の時になります。20万円以下であれば、住民税の申告の時になります。住民税の申告をするときも、副業の所得の住民税の納付を普通徴収にできます。

ご回答ありがとうございます。
追加で申し訳ないのですが、以下①②もご教示願います。

①副収入が20万円までの場合と超える場合の違いは以下のとおりでしょうか。
◆20万円まで
翌年の1/1から3/15の間に住民税の申告を行う。副収入に対する税金は、住民税のみ。会社の給料は特別徴収として今までどおり天引きされる。

◆20万円を超える
翌年の1/1から3/15の間に確定申告を行う(住民税の計算もされる)。副収入に対する税金は、住民税と所得税。会社の給料は今までどおり特別徴収として天引きされる。

②住民税の申告と確定申告どちらの場合でも、普通徴収を選べば会社は私が副収入の税金を払っていることがわからないという認識でよいでしょうか。

1.20万円ルール
(1)20万円以下の場合
相談者様のご理解の通りになります。なお、住民税の申告は、翌年の2/16-3/15までに給与所得と雑所得を合わせて行います。
(2)20万円を超える場合
相談者様のご理解の通りになります。なお、確定申告は、翌年の2/16-3/15までに給与所得と雑所得を合わせて行います。
2.相談者様のご認識の通りになります。

ご回答ありがとうございます。
期間についても訂正助かりました。

最後に年末調整について教えてください。
副収入を得たのは今年からです。
そのため、今年の年末調整は今までどおりだと思いますが、来年の年末調整では何か特別な対応が必要でしょうか。何かいつもと違う記載などがあるため会社にばれてしまうのではないかと懸念しています。

※補足
私は結婚しておりますが、共働きであり子供もいないため、扶養家族はおりません。特別な控除もなく、ふるさと納税なども行なっていません。今まで副収入を得たこともないので、年末調整は会社から配布される情報を確認、捺印するだけでした。

今年の年末調整においては、昨年までと違い基礎控除申告書の提出があります。これには、給与所得、給与所得以外の所得を記載することになります。副業の所得について、問われた時にどのように説明するか(FXのような不労所得など)を事前に検討されておいた方が良いと思います。

本投稿は、2020年10月18日 11時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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