フリーライターの源泉徴収
源泉徴収について質問です。ライティングでフリーランスをやっています。
①クラウドワークスで取引先が源泉徴収をせずに受け取った収入の所得税は確定申告のときに「源泉徴収されていない所得」として申告すればよろしいのでしょうか
②フリーライターとして活動しているのですが、源泉徴収なしで支払いを受けることは可能でしょうか。可能な場合は、請求書に源泉徴収額0で記載すればよろしいでしょうか。
税理士の回答

小川真文
原則税法上ではWebライターの主な収入源である原稿料は源泉徴収されます。
①「クラウドワークスで取引先が源泉徴収をせずに受け取った収入の所得税は確定申告のときに「源泉徴収されていない所得」として申告」することになります。本来は源泉徴収されて、源泉徴収金額を控除できますが、ご相談の場合は報酬をそのまま収入として申告することになります。(仮に取引先が税務調査で源泉徴収もれを指摘されても確定申告で精算されていれば弊害はありません)
②「フリーライターとして活動しているのですが、源泉徴収なしで支払いを受けること」は、取引先が源泉徴収義務者である場合にはできません。相談者様ではなく、源泉徴収義務者である取引先が源泉徴収もれとなり、加算税や延滞税のペナルティを受けることになりまので、たいていの場合は拒否されるものと考えます。
本投稿は、2023年11月26日 13時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。