公的年金の税金
公的年金の所得税と住民税の算出式を教えて下さい
税理士の回答

出澤信男
以下の様に計算します。
1.収入金額-年金控除額=雑所得金額
2.雑所得金額-所得控除額=課税所得金額
4.所得税
課税所得金額x所得税の税率=所得税額
5.住民税
課税所得金額x住民税の税率(10%)=住民税額
ありがとうございます。年金控除額と所得控除額の詳細を教えて下さい。

出澤信男
年金控除額については年収収入額により決まります。また、所得控除額については、基礎控除額48万円以外に生命保険控除額等の合計額になります。
ありがとうございます。
年金控除額は110万円か120万円かの一定ではないのですね。たとえば公的年金が300万円あれば、年金控除額は幾らになるのでしょうか?
また、所得控除額に社会保険料と配偶者控除38万円も控除出来るのでしょうか?

出澤信男
1.年金控除額は以下の様になります。(65歳以上)
330万円以下 110万円
330万円超-410万円以下 年金収入x25%+27.5万円
410万円超-770万円以下 年金収入x15%+68.5万円
770万円超-1000万円以下 年金収入x5%+145.5万円
1000万円超 195.5万円
2.所得控除額には、社会保険料控除、配偶者控除38万円も含まれます。
ご丁寧にありがとうございます。
配偶者控除は、夫(私)のみでしょうか?それとも妻の年金控除も、配偶者控除や基礎控除が適用するのでしょうか?
また、社会保険料である健康保険や介護保険料も、算出は同様に年金控除と基礎控除と配偶者控除と社会保険料を引いた金額に、保険料率をかけた金額でよろしかったでしょうか?
社会保険は保険で、税金では無いので回答はできないのでしょうか?

出澤信男
配偶者控除は、夫婦どちらか一方のみになります。なお、社会保険については、社会保険労務士に確認をされた方が良いと思います。
どうもありがとうございました。
本投稿は、2024年05月14日 22時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。