延滞税についての計算式
2021年の課税所得が500万円だとします。
それを無申告で今年の10/31に自主申告しのうぜいした場合の延滞税の計算方法を教えてください。
14.6%と記載されていましたが、単純に14.6%で計算するとかなりの高額になりました。しかし国税庁の延滞税計算ツールを使用したらかなり金額が下がりました。
なぜでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
延滞税の計算は、法定納期限の翌日から完納日までの日数に応じて異なる利率で計算されます。
具体的な計算方法を以下に示します。
1. 法定納期限の翌日から2ヶ月までの期間
- この期間の年利は、2021年の延滞税特例基準割合+1%か「7.3%」のうち低い方が適用されます。この割合は2022年から2024年までは「2.4%」です。
2. 2ヶ月を超えた期間
- 2ヶ月経過後の年利は、2021年の延滞税特例基準割合+7.3%か「14.6%」のうち低い方が適用されます。こちらについても現在「8.7%」が利用されています。
このように、法定納期限から2ヶ月を境に利率が変わるため、単純に年利14.6%を適用すると結果が異なるのです。
実際の計算ではこれらの段階的利率が影響し、国税庁の計算ツールで表示される金額がそれに基づく正確な結果になります。
回答ありがとうございます。
では例えば令和5年の所得税が4500万円、今年10/30に納税した場合の延滞税は、677500円であっていますか?
本投稿は、2024年09月30日 02時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。