一時払個人年金減額後、年金受取する際の必要経費
一時払の基本保険金額1000万円の個人年金保険に加入し、途中で基本保険金額を500万円に減額しました。そのときの解約払戻金は550万円でした。この保険会社は必要経費を先食い方式としていて、減額時には550万円は必要経費で相殺され、課税関係は生じませんでした。
満期を迎え、一括受取する場合の一時所得の必要経費は450万円ということは分かります。
満期を迎え、確定年金で受け取る場合についてですが、雑所得算出の際の必要経費=『年金金額×払込保険料の合計額/年金の総支給見込額』の『払込保険料の合計額』については450万円でしょうか。500万円でしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

ご質問の件は法令を確認しないと軽々にはお答えできないのですが、一般常識で考えると(ご提示の事実関係が真実であれば)450万円でしょうね。ただ、もし法令に抜け穴があったり、万が一保険会社に誤りがあったらその限りではないですが。
いずれにしても、今回一括受取を選択した場合に一時所得として計算されるのであれば、年金で受け取るよりも一括受取のほうが有利でしょう。一時所得には特別控除(50万円)がありますので。
松清先生、ご回答ありがとうございます。
本投稿は、2019年08月17日 22時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。