投資用不動産売却時の経費について
不動産の売却時の経費について教えてください。
今年1月に個人名義で1000万で投資用マンションを買い、
来年1月に1200万で売却するとして、各費用が下記とします。
購入額:1000万円
売却額:1200万円
購入時の諸費用:80万円
売却時の諸費用:50万円
不動産保有期間中の家賃収入:80万円
今年の不動産所得
=家賃収入-購入時の諸費用
=80万円-80万円=0円 (減価償却・その他経費無し)
で、納める税金は0円です。
来年売却時の譲渡税
=売却額 - 購入額 - (購入時諸費用 + 売却時諸費用)
=1200万円-1000万円 - (80万円 + 50万円) = 70万円
70万円の40%の28万円が短期譲渡税で納める税金。
この計算であっていますでしょうか?
今年と来年で購入時の諸費用を2重で経費に計上している気がするのですが。。
よろしくお願いします。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
購入時の諸費用は、不動産所得の必要経費としている場合、売却の際の経費とすることはできません。また、購入額は、通常土地建物に分けて、建物を減価償却しているはずですので、購入時の土地+減価償却計上後の建物となります。
売却額1200万円-購入額(1000万円を土地建物に分けて、減価償却費を引いた額)-売却手数料50万円
が、譲渡所得となり、所得税30%、復興税が所得税×2.1%、住民税9%がおおよその税金となります。
以上よろしくお願い致します。
どうもありがとうございます!
購入時の諸費用は今年は計上しないようにします。
減価償却の件も了解しました。
本投稿は、2016年11月21日 22時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。