無申告 延滞税について教えてください。
5年間完全な無申告だったのですが
先日税務署から連絡があり確定申告をする事になりました。
無申告加算税15〜20%が加算される事は承知しているのですが
延滞税がどのようにかかるかが中々理解出来ないので教えてください。
例えば
5年前に出た利益から計算して所得税が100万円だった場合
100万円に対しての延滞税は5年分かかりますか?
5年分かかる場合
1.「7.3%」or「特例基準割合+1%」
2.「14.6%」or「特例基準割合+7.3%」
のどちらが5年分かかるのでしょうか?
納期限は確定申告を行なった日とあるので1番が適応されて所得税が100万円に対して
重加算税「17.5万円」
延滞税(3〜4%)×5年分「約15万円」
合計約132.5万円になるという計算で合っていますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

土師弘之
税務調査でなければ無申告加算税は5%です。税務署指導の自主期限後申告も同様です。
延滞税は現在、特例基準割合の方になっています。
「7.3%」か「特例基準割合+1%」のいずれか低い方となっているので。
また、延滞税は丸々5年間かかるのではなく、通常は、
①法定申告期限から1年間
②期限後申告をした日から納付した日まで
の2つの合計で計算されます。
つまり、法定申告期限後から期限後申告した日まではかからないことになっています。
税務調査があって脱税と認定された場合には、「重加算税」が課され、延滞税も丸々5年分がかかります。
本投稿は、2021年12月10日 03時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。