法人化した後の自宅家賃
在宅ワークで独立し、法人化しました。
ほとんどが家での仕事なので、個人事業主の頃は、支払っている家賃を仕事スペースで按分して経費計上していました。
法人化した後も名義は個人のままで、家賃のいくらかを法人の経費にしたいと考えています。
法人契約ではないため社宅扱いにはできず、従来と同じ分だけを法人の経費にできる、という認識で正しいでしょうか。(税務上最も有利となる選択をした場合)
税理士の回答
法人と個人は別人格です。
法人には個人事業者のように按分という概念はありません。
するのであれば、法人からご質問者個人に家賃を支払うことです。
この場合、個人の方は法人から受取った家賃は収入となります。
税法とは関係ありませんが、賃貸借契約に転貸を認める条項がなく法人に一部でも転貸した場合、民法違反になります。
ご回答ありがとうございます。
仰る趣旨は理解できますが、本件1人会社のため実態は私個人で按分計算を行い、それを法人に対して請求する点で、個人の場合と(計算方法は)同じです。
もちろん法人と個人が別人格であり、法人側で按分する概念が無いことは理解しております。
本件の質問内容は、仕事で利用している家賃を按分して法人に請求した場合、当該家賃が法人での経費として認められるかという事です。
ご質問者様と法人で転貸借契約を締結して、法人からご質問者様に支払われる賃料が社会通念上相当な金額であれば法人の損金になると考えられます。
ご質問の文面に、法人から個人への支払いの記載がありませんでしたので、当初の回答をしました。
本投稿は、2021年06月01日 11時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。