税抜き経理の場合棚卸計上は税抜き金額か
法人です。税抜き経理です。国内で仕入れ(課税仕入れ)税金のかからない国へ輸出しています。
棚卸計上額はずっと税込み金額でしていましたが、絶対税抜き金額にしないといけないのでしょうか?修正するとしたら、どこからしたらいいのでしょうか?
国内取引もあってそちらは税抜き金額で計上していました。
なた消費税申告には影響はないですよね。
税理士の回答
棚卸計上額はずっと税込み金額でしていましたが、絶対税抜き金額にしないといけないのでしょうか?
→棚卸資産という同じグループについて税抜と税込の混合経理は認められませんから、税抜か税込のどちらかに統一しなければいけません。
修正するとしたら、どこからしたらいいのでしょうか?
→売上原価が正しく計算されていない可能性がありますから、内容を精査して法人税と法人住民税、事業税の修正申告又は更正の請求が必要になると考えられます。
国内取引もあってそちらは税抜き金額で計上していました。
→一番上の回答の通り、棚卸資産の経理方法はどちらかに統一しなければいけません。
なた消費税申告には影響はないですよね。
→消費税の当初申告が正しくされていれば影響ないと思いますが、経理内容を具体的に見ないとわかりません。
わかりやすくありがとうございます。
国内仕入れ、輸出売上でも棚卸計上金額は税抜きでよろしいでしょうか?
税込み税抜きか統一とありましたが、税抜き経理ですが税込みに統一することもできるのでしょうか?
売上を税抜経理で処理していれば、①固定資産、繰延資産、②棚卸資産、③経費(販売費、一般管理など)のグループごとに税抜か税込を選択できる混合経理が認められているため、当初の回答をしました。
一般的には、売上を税抜経理で処理していれば、他の科目も税抜経理で処理した方が良いとは思いますが、上記の通り混合経理が認められている以上、私の方から税抜きにしなさいとは言えません。
貴社でご判断ください。
本投稿は、2022年09月02日 10時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。