インボイス制度の中で免税事業者はどのように振る舞うべきでしょうか
今年の4月からフリーランスになりました。
恥ずかしながらインボイス制度を最近知りました。
私はwebエンジニアとして開発会社から業務委託で仕事を請け負っております。もちろん免税事業者です。
その際の報酬は消費税を上乗せした金額でもらってます。
インボイス制度が始まると開発会社は私に消費税を払って、さらに国にも消費税を二重に払うという現象になるので、私のような事業収入1000万以下の免税事業者には仕事が来なくなるという現象になると認識しております。
もしくは消費税を二重に払うこと前提でそもそもの報酬単価を下げてくるのではと不安になってます。
免税事業者の取るべき手段は何なのでしょうか。
申告して課税所得者になるべきなのか。
開発会社への請求に消費税を辞退することなのか(それが可能かはわかりませんが)
どっちにしろ免税者にとっては収入が最低10%減るということになりますが。
フリーランスになったばかりで理解できていないところもありますがご指導下さいませ。
税理士の回答

森田有為
こんにちは。
各事業者ごとに様々な対応方法になることが予想されるため、本件について現時点では絶対的な正解はないと考えます。
インボイス制度が実際にスタートする前の現時点では周りの反応を確認するのも難しいです。そして、税理士ごとに回答内容も変わるであろうと推測します。従いまして、あくまでも私であればこう考えるとしてご理解ください。
次の3通りのうちご自身に合った方法でご対応いただくのはいかがでしょうか。
1.
申告して課税所得者になり、消費税納税額の有利判定シミュレーション計算を行い、できるだけ納税額を抑える方法
2.
免税事業者のままですが、ビジネス交渉力を高めて極力有利な取引条件を獲得する方法
3.
取引先との軋轢を避けるため、基本的に取引先の要望通りにする方法
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2022年12月03日 23時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。